県知事候補者への「島根原発・エネルギー政策」に関する質問・アンケート結果の掲載

2019-03-31

市民団体や報道機関が実施した県知事候補者への「島根原発・エネルギー政策」に関する質問・アンケートの結果をまとめて掲載しました。(当初の掲載記事を整理し、また内容を追加したものです)
今回の県知事選挙での候補者選択の参考にして下さい。

(1) 島根原発・エネルギー問題県民連絡会
  ※島根県知事候補への「島根原発安全協定の見直し」に関する質問と回答など
(2)(報道記事)知事選候補者アンケート⑥「原発・エネルギー政策」(2019.3.31 山陰中央新報)
(3)(報道記事)知事選候補者アンケートより(抜粋) (2019.3.28 朝日)
(4) 住民目線で政治を変える会・山陰
(5) 島根大ポリレンジャーの県政通信簿

※今年2019年中には、島根原発2号機の再稼働、3号機の新規稼働に関する原子力規制庁の新規制基準への適合性審査結果が出ると見込まれています。他原発の事例から見るに島根原発も適合の結果が出ると推察されますが、そうなると今回の選挙で選ばれた県知事や県議会議員が地元同意の判断をすることになります。つまり島根原発の稼働の可否に関しては、この選挙は非常に重要な意味を持ちます。しかし保守系の候補は原発のことには触れたがりません(敢えて避けているように見受けられます)。それでいいのでしょうか。この選挙の結果で島根原発稼働の可否が決まるとも推察される重要な選挙です。有権者がここに掲載したような情報などから候補者や政党の考え・真意を十分に読み取って投票することが大事になります。
(県知事候補がともに訴えている経済、文化、医療、福祉、教育などの面ですばらしい島根になったとしても、ひとたび島根原発での重大事故が起きればこの島根は鳥取も含めて壊滅し、喪失します、フクシマの例がそれを物語っています)。

◆(1)◆島根原発・エネルギー問題県民連絡会
 ※島根県知事候補への「島根原発安全協定の見直し」に関する質問と回答など
当県民連絡会では、3月21日に告示され4月7日に投開票される島根県知事選挙の候補4人へ「島根原子力発電所周辺地域住民の安全確保等に関する協定」の見直しに関する質問を出し、回答を得ました。その質問内容と回答について掲載します。

◇質問内容
現行の「島根原子力発電所周辺地域住民の安全確保等に関する協定」について、島根原発周辺30kmの区域内にある自治体にも、立地自治体(松江市.島根県)と同等の権限を認めるよう安全協定の見直しを求めますが、候補者としての回答をお示しください。
質問状はこちら

3月25日までを回答締切りとしていましたが、当日までにその回答があったものをこの場で公開します。候補者選びの参考にして下さい。

◇各候補からの回答はこちら ※FAX回答そのものを回答到着順で掲載します
 山崎やすこ候補からの回答(2019.3.22)
 丸山たつや候補からの回答(2019.3.25)
 大庭せいじ候補からの回答(2019.3.25)
 しまだ二郎候補からの回答:後援会から「現段階で質問への回答はできない」という電話回答のみ(2019.3.25)

◇この質問と回答について、今日3月26日11時より記者発表を致しました。この時の2資料を掲載します。当連絡会としての意見も付けてあります。
 質問と4候補の回答 ※前記の質問と回答の内容をまとめたもの
 候補者の回答について
 ≪報道記事≫
 島根原発巡る質問 4候補の回答公表/市民団体(2019.3.27 山陰中央新報)

◇当件のHP掲載者の実務的感想(コメント)

①質問に明確に答えて「立地自治体と同等の権限を認めるよう安全協定の見直しを求める(同様な安全協定を結ぶ)」としているのは1候補のみ。

②2候補は、質問への回答でなく「地元同意のあり方」「地元同意について」と回答していて、質問からずれている。
・この内の1候補は、「立地自治体、周辺自治体すべての意見を十分に聴いた上で判断」とあるが、これまでの溝口知事と同じで、具体的にどうするかの方針が明らかでない(おそらく、島根県は県議会の意見、他の自治体は自治体から提出される意見書での意見であって、住民の意見を直接聴くことはないように、推察される)。
・もう1候補は、「県議会等の意見を良くお聞きし、現在ある意見提出の枠組みも参考に判断」とあるが、前記の1候補と同様で、具体的にどうするのかの方針が明らかでない(この候補も住民の意見を直接聴くことはないように、推察される)。

③1候補は、「現段階で質問への回答はできない」とあるが、この重要な島根原発の事項について、立候補に至るこの時点までに十分な考えを持っていれば、すぐさま自分の意見の回答が出来そうなものと推察するが、どうであろうか。

④これまでのところ、うち3候補はマスコミ報道や自身のSNS発信をみる限り、自身の政策内容や演説会の話などで島根原発のことに触れておられないように見受けられる(先の新潟県知事選挙でも同様なことがあったと記憶)。
中国地方全体に関わるこの重要問題に対して島根県知事候補としての考え(原発稼働や質問にある安全協定に賛成でも反対でもどちらでも良いが)の発信がないのは、県知事候補として、はなはだいかがなものかと感じる(選挙に勝つこと目的で論点化しないという戦術であろうか)。
また、前記3候補ともにその回答の中からうかがわれるのは「島根県議会での議員の意見を聞く」であるように推察される。となれば、同日に行われる島根県議会選挙も非常に大事な選挙であり、各県議会議員候補者が島根原発について、どのような意見を持たれ、また選挙期間中にどのような意見を有権者の県民に向けて発信されるのかも大事と思われる。県民は、こういう県議会議員選挙の候補が発信する考えも十分に考慮して県議候補を選ぶことも大事ではなかろうか。(これらのことは鳥取県においても同様であろう)

◆(2)◆(報道記事)知事選候補者アンケート⑥「原発・エネルギー政策」(2019.3.31 山陰中央新報)
 島根県知事候補者
 鳥取県知事候補者

◆(3)◆(報道記事)
 知事選候補者アンケートより(抜粋) (2019.3.28 朝日)
 ※島根原発2、3号機の稼働についてどのように考えますか。

◆(4)◆「住民目線で政治を変える会・山陰
「原発に関する【島根県知事予定候補者への公開質問状】」が出され、その回答が公開されています。
 ☆このことの情報公開はこちら

◆(5)◆島根大ポリレンジャーの県政通信簿
 最近の山陰中央新報でも報道されていますが、島大の若者たちが今回の島根県知事選挙、島根県議会議員選挙のことを報じています。若者のこういう動きはいいことですね。島根原発のことを含む公開質問状とその回答も掲載していますよ。
 島根のしょうゆソース2019
 ※3/30時点で、いいかげんな回答の候補や回答返していない候補がおられますね。どちらも保守系。若者を馬鹿にしてませんかね。