島根原発の原子力災害広域避難計画に関する公開質問(島根県知事宛)

2016-11-24

★印の付いた第一回・第二回公開質問・回答書が、意見交換会(1月22日)で使う資料です。

2016年7月28日、第1回質問(5月2日付)への県知事回答(7月6日付受け取り)に対して、第2回質問(第1回回答への再度の質問とさらなる詳細質問)を報道機関公開にて行いました。
回答期限は8月10日としていますが、県は、またしても国にお伺いを立てると言っていますので、いつ回答してくれるのか不明です。
さらにこの件については、別途、県との意見交換の場を設けるようにも要請しました。これに対し、今後、回答を得たら、この公開での意見交換に県は応じると言っています。誰でも参加でき、誰でも意見を言えるような場にし、「避難計画」が住民の安全を守らないものであることを多くの住民に知っていただく場にしたいと思います。
また引き続いて記者発表も行いました。
第2回公開質問(初期提出版)はこちら
第2回公開質問(最終確定版)はこちら ※一部の質問内容の訂正版
この第2回公開質問に対し、今回も約3ヶ月も経った10月28日にやっと回答が出ました。
★第二回公開質問・回答書はこちら
☆報道記事☆
 知事へ再稼働質問状 市民団体が再提出 山陰中央新報(2016/7/30)
 島根原発:避難計画 明確な判断基準を 市民ら知事に再び質問状 毎日新聞(2016/7/29)
 原発避難計画 島根県に再質問状 市民団体 中国新聞(2016/7/29)
◆2016年5月2日、島根県知事宛に、「原子力災害に備えた島根県広域避難計画」に関する公開質問を行いました。回答期限は5月18日としています。 また、合わせて、当件についての記者発表も行いました。
公開質問状はこちら
☆報道記事☆
 原発避難計画巡り知事に質問状 NHKニュース(2016/5/2)
 広域避難計画巡り溝口知事に質問状 山陰中央新報(2016/5/3)
◆2016年7月6日、この大事な避難のことに2か月間もかかって、やっと回答が出ました。(県庁にて公開にて受け取り)
★第一回公開質問・回答書はこちら
☆報道記事☆
 原発避難計画質問状に県が回答 NHKニュース(2016/7/6)
 2号機再稼働是非 総合的な判断必要 山陰中央新報(2016/7/7)
 県が公開質問状に回答 島根日日新聞(2016/7/7)
 広域避難計画質問状に回答 中国新聞(2016/7/7)
☆回答に対するコメント(回答受け取りの場で伝えた事項等の速報)
 ※別途、文書にて回答に対する意見を出す予定です。
(1)総体的に、「国の方針・考え」を載せ、県は「それに従う」と加えただけです。
 なんでこんなレベルのものに2ヶ月もかかったのか全く不可解です。
(2)具体的な水準/基準を質問しているのに、県は「総合的に判断」とぼかして
 いるだけで具体的な水準/基準が回答されていません。また「方針や手続きが
 あること/国に了承されたこと」が判断基準と言っているだけです。
 「総合的な判断」の具体的な中身を事前に明らかにしておく必要があると考えます。
(3)県は「国の方針・意見に従う」ということで、避難計画が「国に承認されれ
 ばそれで良しとする」、いわば人任せな考えです。
 ⇒国は再稼働を推進する立場で、その国が、国の意を汲んで県が作成して提出した
  「それなりの避難計画」をNGとすることはないと思われます。いわば出来レースを
  やっているようなものです。本当に県民の安全・安心を考えているとは思えません。
(4)「原子力規制委員会は30km圏外の広域避難計画の策定を求めていないから、
  県での予定もない」との回答ですが、30Km圏外への放射能拡散を考慮すると
  (シミュレーションでも明らか)、30km圏外でも策定すべきです。国の考えになくても
  県としての独自な取り組みも必要です。
(5)今後、今回の回答への意見を文書で出す予定です。合わせて、今回の項目以外の
 具体的な質問も公開質問する予定です。
(6)合意事項(県と当会の間で)
 ・今後、当会の質問(とか意見)は、その内容の説明の場・時間も設けることとする。
 ・意見交換の場も設けることとする。時間は十分な意見交換ができるように設ける。
 ・当会からの具体的な項目(意見)は、今後の避難計画の実効性を
  高めるのに役に立つ。なので質問・意見には今後も応じる。
 ・紙に書いた避難計画だけではダメで、その計画にある内容(方策)が実際に整備されて
  いるかどうかも重要である。
【これまでの経緯など】
※島根県の都合で5月23日の週の回答となりました。
⇒さらに回答再延期の連絡が5/24にありました。国の意見や防災対策(避難計画)を一緒にやっている鳥取県・5市の意見も聞いて回答したいので(知事意向とのこと)、もう少し日数が欲しい、とのことです。
⇒6/1時点で、まだ回答が(連絡が)ありません。
⇒報道各社に対して、この回答が大幅に遅れている状況について報告しました(6月6日)。(この報告文書は下記に掲載)。
・本日、報道各社への報告前に、県の原子力防災課の奈良課長から、「国との調整」等で遅れているが、なるべく早く回答するよう努力するので、今しばらく待って欲しい、とのコメントがありました。
・報道各社からは、これまでの回答に対する経緯は?、「回答を国と調整」とはどう考えるのか?、松江市長宛公開質問の回答状況は?、島根県議会には出さないのか、等の質問がありました。
・県民連絡会からは、避難計画についての質問の回答が大幅に遅れているが他の観点の質問もある(使用済核燃料など)、きちんとした避難計画なくして仮に事故が発生した場合、自治体は責任を問われることになる(国は責任を持たないだろう)、などのコメントをしています。
☆報道各社への「回答の大幅遅れ報告文書はこちら